脱毛スプレーのデリーモですが危険性はあるのでしょうか?デリーモの危険性と安全性についてまとめました。
デリーモの特徴や効果は?
美容家も注目しているスプレータイプの除毛剤。ミクロの泡がムダ毛を包み込むことで、しっかりと除毛効果を得ることが出来ます。
また肌への負担を軽減させるリキッドクリスタル製法で液をムダ毛だけに浸透させるので、肌荒れのリスクを抑えてくれます。
さらに加水分解コラーゲン、アロエエキス、カモミラエキスも配合されており、スベスベなお肌に導いてくれます。
そして除毛クリームにありがちなキツいニオイもチオグリコール酸カルシウムを配合することで抑えてくれてますので、快適にムダ毛処理をすることが出来ます。
デリーモを使用することでありえる危険性は?
デリーモは低刺激処方になっていますが、その成分に危険性はあるのでしょうか?また使用して危険性はあるのか?調べてみました。まずは成分を見てみましょう。
チオグリコール酸カルシウム
タンパク質を分解する成分。毛を溶かす作用があります。ですが同時に肌も同じタンパク質なので溶かしてしまう可能性も。
セタノール
乾燥から肌を守るための膜を作り、水分蒸発を防ぎ保持力を高め、皮膚を保護してくれます。
ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンステアルエーテル
ノニオン界面活性剤。皮膚刺激は殆どないのが特徴。
ラウリル酸硫酸ナトリウム
オニオン界面活性剤。最近では植物成分から合成されています。刺激性が若干あるので、乾燥肌や敏感肌の人は稀に痒みを感じてしまうことが。
濃グリセリン
濃度が84~87%のグリセリン。保湿効果、吸湿効果がある。
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム液
キレート剤。金属イオンをマスキングすることで、ビタミンC誘導体を安定化する作用があります。
加水分解コラーゲン
コラーゲンの1種で肌への浸透力が高く、保湿成分としての効果があります。
アロエエキス
保湿効果、消炎効果があるので肌荒れを防止してくれます。
カモミラエキス
優れた美白効果と消炎効果があります。
ブチレングリコール
肌に低刺激な成分。保湿効果と抗菌効果があります。
黄色4号
着色料。食品にも多く使われている成分です。
水酸化ナトリウム
タンパク質を溶かす作用があります。
精製水
水溶性の化粧品の基本成分の1つ。不純物を除去した水。
こうして成分を見てみると、タンパク質を溶かす成分は肌への影響があることが分かりました。ですが肌への影響を考えて濃度は低くなっていますし、デリーモはリキッドクリスタル製法で、ムダ毛だけに作用するようになっていますので使用して肌も溶けてしまう。なんてことは無いので安心してください。
またその他の成分も私達が普段使用している化粧品やシャンプーに使われている成分ばかりなので、危険性は無いと言えるでしょう。ただし、肌が弱い人は痒みや乾燥等を感じてしまう可能性があります。
安全に使用する方法
デリーモでムダ毛を処理する前に必ずパッチテストを行いましょう。パッチテストをして肌に痒み等の異常が見られないことを確認してからムダ毛処理をしてください。
肌が弱い人は稀に痒みや肌に痛みを感じてしまうことがあります。その場合にはすぐに使用を中止しましょう。顔や頭、粘膜付近等には使用しないようにしましょう。使用出来る部位は脇、腕、背中、脚等です。
またムダ毛処理部分に赤みや湿疹、腫れ物等がある場合には使用を控えましょう。湿疹や腫れ物が完治してから使用するようにしてくださいね。
皮膚の病気で通院している人は使用しないでください。妊娠中や生理中の場合も使用は出来ませんので注意してください。
上記のことに気をつければデリーモを安全に使用することが出来ます。
また、泡を散布した後の置く時間も守らないと、肌にダメージを受けてしまう可能性があるので、必ず時間を守るようにしましょう。